マンチェスター・ユナイテッド移籍ニュース:マッツ・フメルスがボルシア・ドルトムントから移籍するのは2016年?
ブラジル、リオデジャネイロ、エスタジオ・ド・マラカナンにて2014年7月13日に行われた決勝戦アルゼンチン対ドイツ。2014年FIFAワールドカップ、ドイツ代表マッツ・フメルスとガールフレンドのキャシー・フィッシャー(写真:ゲッティイメージ)
マンチェスター・ユナイテッドは夏の移籍市場でいい補強をする事に成功した。タイミングよくアンヘル・ディ・マリアとラダメル・ファルカオのサイドを使える両選手を獲得する事が出来たからだ。一つ問題なのは、中央の選手を見つけることが出来ていない。ユナイテッドの前線の選手と同じくらい卓越した能力のある選手が必要だが、クリス・スモーリングやフィル・ジョーンズ、タイラー・ブラケットという選手がディフェンスをしていてはプレミアリーグのタイトルは手に入らないだろう。
マッツ・フメルスをチームに加える必要がある。
25歳のフメルスはユナイテッドが獲得すると噂されてきた選手だが、現在は、ボルシア・ドルトムントと契約中。デイリースターによると、 ユナイテッドは、来年夏の移籍市場で彼を獲得したいと考えている。しかし、2016年まで待つ必要があるのだ。報告によると、ドルトムントは2015年にマルコ・ロイスを放出する予定で、そうなるとクラブの放出額の限度にそれだけで触れてしまうからだ。2人の鍵となるプレイヤーを失ったら、ブンデスリーガでバイエルンミュンヘンを脅かす存在になるチームはほぼ無くなるだろう。
ユナイテッドは移籍市場の締め切りぎりぎりまでワールドカップのチャンピオンチームのメンバーをオールドトラッフォードに連れて来ようとしていたようだ。2000万ポンドとミッドフィルダーの香川真司をあわせて、フメルスとの移籍を望んだが、その取り引きにドルトムントは興味を示さなかった。最終的に、香川だけが以前所属していたドルトムントに800万ユーロで戻ることになった。
間違いなく、フメルスは、ユナイテッドの監督であるルイ・ファン・ハールのチームをすぐに質の高いものに変えるだろう。昨シーズンはブンデスリーガで23試合に出場して、センターバックとして1試合平均4.8回のクリアと2.7回のタックルを成功させた。加えてセットプレーの重要性も考えると彼の価値はますます増えるだろう。フメルスは、昨シーズンはリーグで2得点。これは2014年のワールドカップで奪った点数と同じだ。これからますます能力は上がるだろうから2年間は待つ価値がある。
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