今シーズンの1.FSVマインツ05の注目選手は岡崎慎司だ
ここ何週間か、マンチェスター・ユナイテッドからブンデスリーガに戻った香川真司が注目を浴びているが、皆が驚いたのは、トップニュースを飾っていたのは、もう一人のシンジだったからだ。
マインツのフォワードである岡崎慎司は今シーズンの4得点目を週末のボルシア・ドルトムント戦であげた(2対0でマインツが勝利)。二人の日本代表選手がしのぎを削ることとなった。
大成功のカムバック
先週、香川は3対0で勝利したフライブルク戦で大きなインパクトを与えた。自身でもゴールを奪う事に成功し、夏の間にヘルタ・ベルリンから移籍したアドリアン・ラモスの最初の得点にも関わった。
次の試合、ドルトムントはチャンピオンズリーグでのアーセナルを相手に、ボールを支配し続け、相手を圧倒。ビジターチームを相手に23本ものシュートを放った。
これを考えれば、ほとんどの人たちはユルゲン・クロップが快進撃を次のゲームでも続けるだろうと予想していたが、そうはならなかった。
マインツの岡崎慎司は、試合開始から60分が経過した頃にゴールを奪うが、チーロ・インモービレに岡崎自身がペナルティキックを献上してしまう。しかし、PKをインモービレが外す。
試合終了の15分前には、マティアス・ギンターがオウンゴールを犯してしまい、マインツに勝ち点3ポイントを献上することになった。
VfBシュトゥトガルトで2年半プレーしたあとに、2013年の夏の移籍市場でマインツに移籍。28才のフォワードは、3年間の契約をかわした(契約金非公開)。
クラブに加入してから、岡崎はマインツの攻撃陣の先頭としてすばらしいゴールをブンデスリーガであげてきた。
2013年から14年にかけてのシーズンで、日本代表選手である岡崎は15ゴールをあげて、今シーズン、マインツにおいてさらにリーグの通算得点を4得点追加した。第3節では、ヘルタ・ベルリン戦で2ゴールをあげて、奥寺康彦が持つブンデスリーガの日本人最多得点記録をやぶってみせた。
マインツは、ボルシア・ドルトムントに勝利したことにより、今シーズン1部リーグに昇格したばかりのSCパーダーボルン07とそろってリーグトップの位置にいる。パーダーボルンは、ハノーファーを2対0で破り、勝ち点を8にして未だ黒星無し。モリッツ・ストッペルカムプの、驚くべき80メートルのロングシュートが印象的な試合だった。マインツの前監督、トーマス・トゥヘルは、5月に辞任をしたが、クラブは勝利を続けている。
昨シーズンの驚くべき成功
昨シーズン、マインツは、7位でシーズンを終えて、UEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得。しかし、グループステージを前に、今シーズンは残念ながら敗退している。カスパー・ヒュルマンド新監督のもとで、今シーズンは更に上のレベルを達成することができそうだ。岡崎が良いゴールを続ける事が出来れば、おそらくチャンピオンズリーグにも挑戦できるだろう。
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Shinji Okazaki is the key for FSV Mainz this season